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失敗しない店づくりとは?

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失敗しない店づくりとは?

店舗づくりで一番最初に考えること、それは単に「オーナーの思いや趣味だけ」を主張するべきものではありません。繁盛店の店舗デザインには圧倒的に、お客様に喜ばれる店づくりが全ての基本となるのです。
成功するためには、自分の思いだけにこだわらず、お客様に喜ばれる「本物の価値」を提供する必要があるのです。

01.  どんなお店にしたいのか?=コンセプトをしっかり固める。

コンセプトの基本は、目標や出店立地、投資額などをハッキリと定めた「5W2H」です。どんな店舗を何のために作って、どうしたいのかを書き出して行くことが第一歩です。

02. 「本物の価値」に必要となる「本物のコンセプト」とは?

「本物の価値」づくりには「本物のコンセプト」づくりが大切

一言でいうなら、ものまねではないお客様から求められ支持される繁盛店そのものです。それにはまず、どんなお店にしたいのか?ということからすべてが始まります。

まず、自分が客観的になるために、最も厳しいお客様目線でどんな店があったら良いかを考えることで目指すべき姿が見えてくるものがあります。もし自分がお客様だったら、近所の市民だったら、と考えてみましょう。

人は誰でもお店に行くには目的があり、その目的や満足のためにお店に出かけるものではないでしょうか。だからこそ、オーナーとなるあなたがすべきことは、まずお客様に何を目的に来店して欲しいのかを発信することです。

「本物のコンセプト」だけが出来る、店づくり3つのポイント

Point1. 店づくりのポイント  その1  「どんな店舗にしたいのか?」

お店のコンセプトを明確にすることで、店舗のデザイン、各種設計や料理の内容などまで、お客様への接客サービス全て決まってきます。こだわりも大切ですが、良い店舗にはバランスがもっとも大切です。

いたずらに家具や設備にこだわるのではなく、飲食空間としてトータルで捉えるバランスを重点に置きたいものです。
お客様目線で、本物の喜ばれるサービスを提供するための店舗を目指すのが繁盛店への第一歩と考えます。

Point2. 店づくりのポイント  その2  「どんな店舗が喜ばれるのか?」

まず、飲食店に来店して美味しく無ければ誰も喜んでいただけません。ただ美味しいだけでも喜んでもらえません。それは飲食店の本質が「形の無いサービス」を提供する店だからです。

美味しいものを作れるだけでは繁盛店になれることはありません。飲食店とお客様との関係づくりにこそ繁盛店へのポイントがあると考えます。
だからこそ、ターゲットとなる客層を明確にし、そのターゲットとなる「利用してほしいお客様」にたいして、どんなサービスを提供するのか?を考えます。

どんな料理で、どんな時間を楽しんでもらうか、その時の自分達は何が出来るのか?
そこからものまねではない「お客様が喜ぶ」サービスの本質に迫ることが出来るのです。

Point3. 店づくりのポイント  その3  「臨機応変のバランス感覚」

事前準備をしっかりと進めることは大切ですが、いざ店づくりを始めると決心してから、オープンまでの間にいくつもの課題は必ずあります。良い物件がなかなか見つからない、思ったよりも費用がかかる、さらにはあれほど考えたプランまで変更しないとダメなんてことも。そんな時に創業の目的がしっかりしていてもなかなか軌道修正は大変です。そこで、自分とは違った視点でのアドバイスやプロの意見なども上手に取込むことも大切です。

初めての店づくりで余裕が無い中で気をつけておきたいポイントは、常に何が重要かをバランス良く考えることがオーナーの専権事項であり、ともに課題解決を担うパートナーがいれば、繁盛店づくりのミッションはかなりの割合で成功する考えます。

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